特別講演会

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第25回東北大学医学祭では4名の先生方にご講演いただきました。

東京大学大学院医学系研究科教授

水島 昇先生

【演題】
生命を支える創造的分解 〜特にオートファジーについて〜

【日付】
2日目 10/10 (月・祝) 13:00~14:30

【人物像】
東京大学大学院医学系研究科教授。
1991 年東京医科歯科大学医学部医学科卒業、内科で臨床経験を積んだのちに細胞生物学や生化学の基礎医学研究者となる。酵母を使ったオートファジーの研究に取り組み、それに纏わる基本分子群とその機能を解明した。さらに、研究を哺乳類に発展させ、オートファジーの検出方法の開発、さまざまなマウスモデルの作製などを通じて、オートファジーの分子メカニズムと生理機能を明らかにした。これにより2013年には恩師の大隅良典とともにトムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞。2021年紫綬褒章受賞。

新生児科医・小児科医
大阪母子医療センター新生児科医長

今西 洋介先生

【演題】
コウノドリで見る、出産の奇跡と子供の社会問題 
〜周産期医療の現場から〜

【日付】
2日目 10/10 (月・祝) 10:30-12:00

【人物像】
新生児科医・小児科医。
社会問題を考える小児科医、日本小児科学会専門医、日本周産期新生児学会専門医、日本小児科学会成育基本法推進委員、チャイルドリテラシー協会代表理事。2006年富山大学卒業。大阪大学公衆衛生学博士課程在籍。講談社モーニング連載コウノドリの漫画・ドラマの取材協力を務め、コウノドリ作中の小児科医今橋貴之のモデルとなった。医療啓発への強い思いがあり、ツイッターで精力的に情報発信を行なっている。

脳神経外科医

新村 核先生

【演題】
医療ドラマ監修の過去・現在・そして未来

【日時】
1日目 10/9(日) 13:00-14:30

【人物像】
脳神経外科医。
1993年東北大学医学部卒業。脳神経外科学会専門医・指導医、脳卒中学会専門医・指導医、脳卒中の外科学会技術指導医、てんかん学会専門医、アンチエイジング学会専門医、認知症予防学会専門医。「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」や「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」の外科手術シーンを監修。脳神経外科の第一線に立ちながら医療監修歴10年以上。

ピッツバーグ大学小児科レジデント

藤田 剛先生

【演題】
臨床研究医になりたい小児科医、アメリカへ渡る

【日時】
2022/10/9(日)の10:30-12:00

【人物像】
医師。
2017年東北大学医学部卒。在学中、医学生物学と疾患の知識を持った医学部学生を対象に、若手医学研究者を養成することを目的とした研究医コースであるMD-PhDコースを修了。卒後、在沖縄米海軍病院で初期臨床研修を終了し、ハワイ大学でポスドクとして勤務。現在ピッツバーグ大学小児科レジデント3年目。